そこで、格安SIM、MNO、MVNO、格安スマホについて説明します。
キャリアはMNOのことです。
日本では、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルがキャリアです。
MNOは自社で携帯電話の設備を持っており、国から電波の割当も受けています。
つまり、基地局などの設備を構築して、電波を発信しているわけです。
これには、多額の経費(年間数千億円)がかかります。
総務省から電波の割当もしてもらわないといけませんので、簡単には携帯電話事業を始めることはできません。
格安SIMはMVNOのことです。
MVNOは、MNOの回線(設備)を借りて事業を運営しています。
MVNOは、MNOの電波を使って帯電話事業を始めることができます。
これだと、比較簡単に事業を始めることができるので、日本では数百社が参入しているらしいです。
単に、MVNOといってっもわかりにくいですよね。
MVNOの最大の特徴は、料金が安いことです。
ですから、格安SIMという言い方になったのです。
SIMはSIMカードのことで、電話番号や契約情報などが記録されているICチップです。
スマホを使うには、必ずSIMカードを端末にセットします。(最近はICチップを使わないeSIMもあります)
SIMカードは回線の契約をしていなければ、機能しませんので意味がありません。
格安SIMの会社は、スマホ本体の販売もやっています。
基本的には、SIMフリーの端末が多いです。
端末+SIMカード(回線契約)をセットで販売していることがあります。
これを「格安スマホ」という場合があります。
つまり格安スマホは安いスマホのことではありません。
また、格安SIMを入れて使っているスマホも格安スマホと呼ぶ場合もあるようです。
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