iPhoneのiCloudで自動的にバックアップしておくと、端末の損傷や紛失、機種変更時に役立ちます。
便利な一方、無料では5GBしか使えないため、バックアップ容量が不足する場合があります。
ここでは、そんな場合の対処法を紹介します。
1.iCloudストレージの内容を知る
iCloudストレージの空き容量が足りない状態になると、「iCloudストレージに十分な空き領域がないため、このiPhoneのバックアップは作成できません」というエラーメッセージが表示されることがあります。
iCloudストレージの使用状況は、次の手順で確認できます。
設定>ユーザー名>iCloud
最上段にある「写真」「書類」「メール」「バックアップ」「その他」で色分けされた帯グラフがmiCloudストレージの使用状況を示しています。
iCloudストレージ領域を使用しているファイルの内訳は、帯グラフ下の「ストレージを管理」からチェックできます。
2,iCloudストレージの空き領域を増やす方法
(1)「写真」のファイルサイズが大きくなっている場合
写真やビデオをよく撮影している人は、「写真」アプリ内の写真のバックアップを止めます。
そして、Googleフォトなどのクラウドストレージや、パソコンやSDカードなのに保存します。
設定変更方法
設定>「ユーザー名」>「iCloud」>「iCloud写真」をオフ
(2)「書類」のファイルサイズが大きくなっている場合
ほかのデバイスとファイルを共有している場合、「書類」の容量が大きくなりがち。この機会に必要なファイルと不要なファイルを振り分け、iCloud Drive内を整理してみては?必要なファイルだけをiCloud内に残し、そうでないファイルはiCloudと同期していないパソコンの領域や外部記憶メディアに保存するか、GoogleドライブなどのiCloud以外のオンラインストレージに移動してしまいましょう。
(3)「メール」のファイルサイズが大きくなっている場合
まずはiCloudストレージを利用しているすべてのデバイスで、迷惑メールやゴミ箱フォルダ内のメールを削除します。それでも減らなければ、不要な添付ファイルを削除してみてください。
(4)「バックアップ」の容量が大きくなっている場合
バックアップするデータのファイルサイズが大きくなっているアプリをチェックします。
バックアップ対象から外すか、該当アプリを立ち上げて不要なファイルを削除します。
(5)「その他」の大きい場合
その他には、ゴミデータが蓄積されている場合があります。
小さくすることができる場合があります。
詳細は、つぎのリンク先を参照ください。
※iOS端末の「ゴミデータ」を削除する方法
(6)(1)から(5)で対処できなかった場合
有料ではありますが、iCloudストレージの容量を増やしたほうが良いでしょう。
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