2017年06月03日

今更聞けない;RAM と ROM って何?

スマートフォンの仕様をみると、RAMやROMという項目があります。この違いを解説します。
この2つはコンピュータの仕組みに関連します。コンピュータの仕組みがわからないかたに、人間が事務処理をする場合を例に簡単に説明します。人間が事務処理するときには、まずキャビネットから必要な書類を取り出し机の上に並べます。そして、人間はその書類を使って事務処理をして、作業が終われば、また書類をキャビネットに戻します。

コンピュータの仕組みでいえば、人間がCPU(中央処理装置)になり、机が主記憶装置になります。キャビネットが補助記憶装置(HDDやSSD)になります。人間が頭だけでは作業できないのと同じで、コンピューターも処理したい場合、一時的な作業スペースである机(=主記憶装置=メインメモリ)が必要になりますが、これが RAM です。また、作業で使う書類はキャビネットに保管しますが、このキャビネットにあたるのが補助記憶装置ということです。

RAM は Random access memoryの略で、ラムと読みます。RAM はメモリなのですが、コンピュータの電源をOFF にすると中のデータは消えます。なので、データが消えない記憶装置である補助記憶装置(HDDやSSD)に保管しておくわけです。消えないといっても、書き換えることはできるので、処理をした結果により補助記憶装置の中のデータを更新するわけです。OS やアプリなどのプログラムも補助記憶装置に保存されています。

スマートフォンは、小型のコンピュータに電話や通信機能が付加されたものであり、仕組みはコンピュータと同じです。ですから、スマートフォンにもCPUや主記憶装置、補助記憶装置があります。パソコンの補助記憶装置は HDDやSSD ですが、スマートフォンではストレージと呼んだり ROM と表現することがあります。

ただし、ここから少しややこしいのですが、本来コンピュータでいう ROM は、書き換えのできないメモリのことなのです。スマートフォンのストレージは、書き換えができるので ROM(Read Only Memory;読み出し専用半導体メモリ)というのはおかしいのですが、なぜがスマートフォンの世界では、書き換え可能な記憶装置であるストレージのことを ROM と呼ぶ場合があるのです。個人的には、紛らわしいと思いますが、しかたありません。自分は、スマートフォンの補助記憶装置を普段ストレージと呼んでいます。


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posted by AKI at 12:25 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする